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2011年6月22日水曜日

ライフ・サイクル・ホーム”LOOP”

皆さん、

1階に家族が集まるLDKがあり、

2階には夫婦の寝室と子供部屋という考えが、セオリーのごとく

当たり前の様に思っていませんか?

自分も例外でなく、それが当然であるかように、今まで設計してきました。


建て主さんにおいては、

子供が何人いて、または、予定しているので

2階の部屋を、後で人数分に間仕切る事ができる様にしておこうだとか

未来といっても、想像つきやすい数年先のことまでしか計画していないのが

現状ではないかと思います。


そこであえて皆さんに質問です。


「子供達がいなくなり、自分達(建て主)も年老いて2階に上がる事ができなくなったらどうしよう?」

「介護が必要になったら、1階にベットを置けるスペース(部屋)があるのか?」

「トイレはどうする?」


そこまで、新築時に考えたことはあるでしょうか?


数年先だけでなく20年・30年後どうなっているのか?

そこまで考える必要があると思いますし、

設計者としても、そこまで話し合いし、シュミレーションしてあげるべきだと考えます。


そう言った話を詰めていくと、

皆が住みやすいのは”平屋建て”というお話がでてきます。

しかし、

家族4人で住める程度の平屋建てが建てられる

広い敷地を確保する事は、現状なかなか難しい事ですよね。


そこで、平屋とまではいかないけれども、

“夫婦二人での老後は、1階だけで快適に生活ができる住まい”として

nico設計室がご提案したいのが

約延べ床面積30坪・1階の床面積20坪前後のコンセプトハウス


その名も「ライフ・サイクル・ホーム”LOOP”」です。


コンセプトは、
 
-子育て・巣立ち・やがてくる夫婦二人での老後生活。
  それぞれの暮らしに対応できる、可変的な住まいを考える-  

LOOPには
家族、世代、生活、住まい、環境、社会を 「つなぐ」 「輪」 「結ぶ」 「循環」
という意味が込められています。


それはどんなプランなのか?


それは全然おおげさな間取りではございません^^


1階に夫婦寝室を設け、

2階は、やがて子供達は巣立っていくことを前提に、スペースのみとし、

簡易的に間仕切ることで対応し、延べ面積約30坪とコンパクトでありながら、

1階部分を十分にとり、将来の老後生活を快適に過ごしてもらう為、

夫婦寝室の近くにトイレや洗面脱衣といった水廻りを設け、

また、廊下の幅を広くする等、バリヤフリーな建物となるような

”半平屋建て”プランです。


「よく考えるとそうだよね。。」ってきっと皆が思って頂けるそんな


”あたりまえの家”


のプランを作ってみました。


気になった方いらっしゃいましたら何なりとメールにて気軽にお問合せ下さい。

nico設計室アドレス:nicodesignroom@gmail.com

またはHP内お問い合わせページ(リンク)へ


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